股関節炎がひどくなると、年齢に関わらず歩行が困難になることがあります。痛みのために足を引きずったり、あぐらをかくように股関節を開く動作で痛みを伴い、動きに制限が出ることも。

床からの立ち上がりに痛みを感じるなど、症状は多岐にわたります。

特に、慢性的な股関節炎になると、鼠径部の痛みが続いたり、長い距離を歩くと痛みが出現したりするようになります。

股関節炎の多くは、急激な運動、継続的な負荷、そして身体の姿勢の歪みが原因で起こります。

・猫背などの姿勢不良: 猫背の姿勢の方は、無意識にガニ股になりやすく、内ももの筋肉と股関節に負担がかかりやすくなります。お子さんから大人まで、姿勢の悪さが股関節炎の原因となるケースは少なくありません。

・捻り動作による鼠径部の靭帯への負担: サッカーやテニス、ゴルフなど、上半身を一定方向に捻る動作が多いスポーツをする方や、物を運ぶ際に身体を捻るお仕事の方などに見られます。身体を捻る筋肉（腹斜筋）の緊張が、鼠径部の靭帯に炎症を引き起こし、痛みの原因となることがあります。

・妊婦さんの股関節炎: 妊娠中はお腹が大きくなり、重みが増すことで鼠径部の靭帯や股関節の動きが制限され、痛みが生じることがあります。

・出産後の股関節の痛み: 出産後、赤ちゃんを抱っこしたり、立ったり座ったりする機会が増えるため、股関節に負担がかかりやすくなり、痛みが現れるケースが多く見られます。

・お子さんの過度な運動: 成長期のお子さんの場合、骨や筋肉が発達途中で、スポーツによる過度な負荷が原因で股関節に炎症を引き起こすことがよくあります。

とば整骨院では、患者さんの股関節炎の状態に合わせて、以下の方法で施術を行います。

手技療法
とば整骨院では、手技療法を主軸とした施術を行っています。まずは丁寧な問診と検査を通じて、現在の状態を詳しく把握させていただきます。その後、ホワイトボードや人体模型なども活用しながら、患者さんに分かりやすく痛みの原因と身体の状態をご説明します。原因に応じた最適な施術計画を立て、丁寧に施術を進めてまいります。

電気機器療法

超音波治療器、低周波治療器などを用いて、患部の血行を促進し、改善を図ります。これにより、急性期の炎症を抑え、回復を早める効果が期待できます。

股関節の痛みでお困りの際は、宇都宮市のとば整骨院へお気軽にご相談ください。