「グキッ！」と突然、耐えられないほどの腰の痛みに襲われ、身動きが取れなくなる。それは、一般的に「ぎっくり腰」と呼ばれる状態です。医学的には「急性腰痛症」といい、腰の筋肉や関節が何らかの原因で急激に損傷することで起こります。

重い物を持ち上げた瞬間や、体をひねるなどの予期せぬ動作はもちろん、日常生活の些細な動きがきっかけになることもあります。

ぎっくり腰の主な原因は、腰の筋肉や関節にかかる過度な負担です。私たちの体を支える要である腰は、日々の生活の中で常に負荷を受け続けています。

長時間同じ姿勢での作業、運動不足による筋力低下、体の歪みを放置した状態での無理な動作などは、腰への負担を増大させ、ぎっくり腰のリスクを高める要因となります。

もし、突然ぎっくり腰になってしまったら、慌てずに以下の応急処置を行いましょう。

 * 無理に動かない: まずは痛みを悪化させないために、無理な体勢での移動は避け、安静にすることが 重要です。

 * 楽な体勢で休む: 痛みが少しでも和らぐような楽な体勢を見つけて、横になるなどして安静にしましょう。

 * 患部を冷やす: 痛み始めてから最初の48時間程度は、炎症を抑えるために患部を冷やしてください。冷却シートや氷嚢などをタオルで包んで当てると良いでしょう。

ぎっくり腰は、適切な処置を行わないと慢性的な腰痛に移行する可能性もあります。応急処置後は、できるだけ早く医療機関や整骨院（とば整骨院へご相談ください）を受診することをおすすめします。

ぎっくり腰を繰り返さないためには、日頃からのケアが大切です。

 * 正しい姿勢を意識する: 立っている時、座っている時、常に正しい姿勢を心がけましょう。

 * 適度な運動習慣: ウォーキングやストレッチ、体幹を鍛える運動などを日常に取り入れ、腰周りの筋力を維持しましょう。

 * 負担のかからない動作: 重い物を持つ際は、膝をしっかりと曲げて腰の負担を軽減する工夫をしましょう。

 * 冷え対策: 腰を冷やさないように、腹巻やサポーターなどを活用するのも有効です。

 * 定期的な体のチェック: 定期的に整骨院（とば整骨院）で体の状態をチェックしてもらい、歪みなどを早期に発見・改善しましょう。

ぎっくり腰に関するQ&A

Ｑ：ぎっくり腰は誰にでも起こるものですか？
Ａ：はい、ぎっくり腰は年齢や性別に関わらず、誰にでも起こりうる可能性があります。特に、重労働や長時間の同一姿勢、急な動作などがきっかけとなりやすいです。

Ｑ：ぎっくり腰になったら、安静にしていれば自然に治りますか？
Ａ：初期の安静は非常に重要ですが、長期間動かないでいると筋力低下を招き、回復が遅れることがあります。痛みが和らいできたら、無理のない範囲で少しずつ体を動かすことが早期回復につながります。

腰の不安やぎっくり腰に関するお悩みは、宇都宮市のとば整骨院までお気軽にご相談ください。専門的な知識と丁寧な施術で、皆様の健康をサポートいたします。