慣れない枕を使ったり、こたつでうっかり寝てしまったり、無理な体勢で寝てしまった時に、寝違えはよく起こります。痛みの原因は、首の関節や筋肉、腱、神経に不自然な力が加わり、関節面に炎症が起きていることです。

炎症の場所や程度によって、痛みの強さが変わってきます。

※ご注意ください：無理に首を動かしたり、ご自身でマッサージをしたりすると、症状が悪化する可能性があります。痛みを我慢せず、できるだけ早めに整骨院にご相談ください。

ご自身の寝違えがどのくらいの状態か、以下の目安を参考にしてみてください。

1. 炎症が軽度の場合

・症状の目安： 顔を左右に動かしたときに、どちらか一方の方向だけに痛みを感じる。
・回復の目安： 安静にしていれば、3日ほどで痛みが徐々に和らぎ始め、7日ほどで首の痛みや動きが回復することが多いです。
・対処法： まずは痛む部分を冷やし、首に負担がかからないように安静に過ごすことが大切です。

2. 炎症が軽～中等度の場合

・症状の目安： 顔を左右に動かしたときに、両方向に痛みを感じる。
・注意点： 首だけでなく、肩周りや腕の筋肉の緊張が関係している可能性があり、安静にしていても痛みが引きにくいことがあります。放置すると痛みが長引き、慢性的な首の痛みになることもあるため、早めにとば整骨院への受診をおすすめします。

3. 炎症が重度の場合

・症状の目安： 左右への回旋動作に加え、特に上を向く動作が非常に辛く、首がほとんど動かせないことが多い。左右に首を回したり、上を向いたりする際に、肩甲骨周辺にまで痛みが広がることもあります。
・対処法： 炎症が著しいため、できるだけ早く専門家にご相談ください。

とば整骨院では、寝違えの症状に合わせて、以下の施術で痛みの改善をサポートします。

手技療法

炎症が軽度から中等度の寝違えの場合、首を動かした時に痛みが出る方向と場所を特定します。そして、炎症が起きている患部には直接触れず、関連する筋肉、腱、神経の周辺を丁寧に施術していきます。無理に首を動かすことはありませんので、ご安心ください。

電気機器療法
超音波治療器、低周波治療器などを使い、患部の血行不良を改善します。これにより、急性期の炎症を抑え、回復を早める効果が期待できます。

カッサ療法
特に重度の寝違えの方や、早期回復を希望される方にはカッサ療法をおすすめしています。一般的に、中等度から重度の寝違えは、痛みが引くまで2～3週間かかることがあります。

カッサ療法は、血行不良の改善、神経の興奮抑制、深部筋肉の緊張緩和作用により、患部の炎症を早期に鎮め、痛みを早く和らげるのに非常に効果的です。施術後の赤みは2～3日ほどで消え、痛みはなく、心地よい刺激です。

朝起きて首の痛みでお困りの際は、宇都宮市のとば整骨院へお気軽にご相談ください。